枕木山「殿さん道」




2018年3月12日(月) 枕木山「殿さん道」
   上本庄町川部地区から枕木山へ、江戸時代に松江の殿様が通ったとされる「殿さん道」があるという情報を頼りに向かってみました。
国道431号線から川部地区の谷を入り、一番奥の家の付近に山へ向かう鉄塔巡視路の標識があります。巡視路を上がって行くと、脇に古いお地蔵様があり、この道で間違いないと思いました。古い水道施設を過ぎて、山への入口に古い石造の道標が倒れていました。(「左 枕木山 右 別所道」とありましたが、往路には気が付かず、帰路に確認。)この先に踏み跡が分岐しており迷いましたが、道の状況から左へ向かいました。道は古い歴史を感じさせるように深く刻まれ、ところどころにお地蔵様が置かれています。江戸時代には殿様だけではなく、多くの人の華蔵寺への参道であったと思われます。20分ほど上がると、県道枕木山線の旧道に出会います。ここから舗装道を少し上がると、右側の道路脇に地蔵様があります。この付近の林の中に踏み跡がありそうな気配があり、入ってみると、荒れてはいますが、踏み跡が続いておりお地蔵様も置かれており、これが先ほどの道の続きになるようです。しかし、この先で 踏み跡は不明になってしまい、急な斜面を上がると、また県道枕木山線の旧道に出会いました。
 この先のルートは不明なので、「殿さん道」の確認はここまでとしました。ここから舗装道を巡視路出会いまで下り、上がってきた道を下りました。   

上本庄町川部地区の谷の奥。 13:25
鉄塔巡視路の入口。
13:26
お地蔵様がある。

古い道標がある。 分岐を左へ上がる。

13:27
13:29
13:31
最初の鉄塔。

13:33
所々にお地蔵様が残っている。
13:36
13:37

13:37
2番目の鉄塔。
13:37
13:40

13:47
県道枕木山線の旧道に上がってきた。
13:49
県道脇にお地蔵様がある。
13:50
林内に踏み跡らしきものが見える。

13:52
踏み跡がある。
13:55
お地蔵様があった。
13:57
踏み跡が不明になり急斜面を上がる。

13:59
県道枕木山線の旧道に上がってきた。
14:05
県道を下がり、鉄塔巡視路から元へ下った。



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