四等三角点(平田山ひらたやま 177.49m)



 2016年6月6日
 四等三角点(平田山 177.49m)は、島根町野波の平田山の頂上にあります。小波から入った農道の終点には大きな桑の木があり、その奥は草が茂り、山へ入るような場所が見あたりませんでしたが、左の奥に草が少ない場所があったので、木々の間から入ってみました。人の通った気配は全く無く、枝を払いながら、木を避けながら上がりましたが、しばらく行くと、ここも細い竹が密生していました。
 密生した竹の中を縫うように進みますが、抜けれるような隙間がなく回り込んで、また無理やり抜けなければならない場所もありました。また窪みに倒れ込んだ枯竹の上を歩くと、腐った枯竹を踏み抜いてしまうこともありました。
 枯竹や密生した竹林を抜け、急斜面を上がると、やっと竹もまばらとなり、さらに尾根を上がると、竹林も終わり、歩きやすい尾根となりました。
 頂上付近の平坦な場所は狭いですが、木々の中の三角点がすぐには見つかりませんでした。三角点を示す白い標示杭がなく、三角点は下草や木陰の先にありました。
 下山は西側の尾根から下ってみようと考えていました。頂上からはまず北へ進みますが、北へ向かって踏み跡のようなものが続いていました。歩きやすい尾根道を10分ほど下がると、自然林が皆伐された植林地へ出て、多古の海や、山の下を走る道路が見えました。自然林と植林地の間を下がって行くと、一度鞍部へ下り、また小さなピークへ上がると植林地が終わります。自然林の間を下り、林を抜け出た所に水位計・流量計などのあるフェンスに囲まれた施設がありました。ここからは数分で道路に下りました。
 平田山への南側からは他のルートがあるかもしれませんが、荒れた竹林があるため勧められず、西側などからの尾根を上がるのが普通だろうと思いました。

11:52
農道終点の桑の木を左へ入る。
11:52
木々のすき間から入ってみる。
11:56
山は踏み跡もなく荒れている。

12:02
密生した竹のすき間を縫って行く。
12:11
倒れた枯竹を跨ぎ踏みながら行く。
12:21
急な斜面を上がる。

12:27
枯竹と密生した竹林を抜ける。
12:34
まだ竹林が続いている。
12:35
やっと竹林を抜け出し尾根を上がる。

12:40
カラスザンショウに囲まれた三角点。
四等三角点(177.5m)。 12:43
北へ向かう尾根に踏み跡があるような。

12:47
歩きやすい尾根を下る。
12:52
植林地に出ると多古の海と道路が見える。
12:53
植林地と自然林の境を下る。

13:02
植林地が終わり自然林に入る。
13:13
施設奥の林へ出てきた。
13:15
畑を下がると道路が見えた。

13:15
水道施設脇へ下りてきた。



松江の三角点