四等三角点(西長江にしながえ 140.26m)



 2016年8月22日
 四等三角点(西長江 140.26m)は、西長江要害山の頂上にあります。西長江要害山は国司神社の裏山になり、ネットの情報では石段の灯籠から山への道があるとあり、また地理院の点の記には石段を上がりきったところから山へ入るようになっています。
 国司神社の石段を上がると、中ほどに石灯籠が両脇に立っており、左の石灯籠脇から山へと踏み跡があるような感じがしました。踏み跡を辿ると、白く細い40cmほどの棒にテープを巻いたものが、ところどころにありました。道を示しているのか、測量関係のものか分かりませんが、上に向かう踏み跡に沿ってあるようです。
 踏み跡はあまりはっきりしませんが、滑り落ちそうな急斜面を上に向かって上がるのみです。
 頂上の手前には堀切のような鞍部があり、その先は急斜面となっています。踏み跡は右へ回っており、その先は大きな堀切になっていました。頂上へはどこからも急斜面のようなので、適当に足場を探しながら上がりました。
 頂上は結構な広い平場が削られているようで、平場の中央付近に四等三角点(140.3m)がありました。
 帰りに神社付近まで下ったところで、左へ踏み跡がありそうなので進んでみると、神社境内の横にあるトイレ奥の大きな杉の木の脇へと出てきました。これが点の記に記載されたルートのようです。

西長江町農道から見た西長江要害山。 11:08
国司神社。
11:10
石段中ほどの左右に灯籠がある。

11:10
左側灯籠の脇から山へ踏み跡がある。
11:12
テープを巻いた白い標柱がある。
11:13
急斜面を上に向かって上がる。

11:15
竹林の中を上がる。
11:19
傾斜が緩やかになる。
11:20
林の中を行く。

11:21
堀切があり、急斜面を避け右へ回る。
堀切から急斜面を頂上へ上がる。 11:26
平坦な頂上に三角点がある。

四等三角点(140.3m)



松江の三角点