三等三角点(白髪山しらがやま 293.72m)



 2016年7月14日
 三等三角点(白髪山 293.72m)は、美保関町森山の白髪山の頂上にあります。公民館の向かいの道を奥に進み、山へ入った所で右に鉄塔巡視路の標柱がある。矢印に従い右の鉄塔境港線No51へ向かう。斜面を上がるとすぐに右手の小さな尾根に鉄塔No51が見える。白髪山とは方向が逆だが、鉄塔へ寄ってみると、白髪山の中腹に鉄塔No52が見えました。
 鉄塔から引き返し、右折したところを左折し真っ直ぐ進むと畑の中の道を通って、巡視路は山へ続いています。山を抜けると山を削ったような広い場所があり、その崖っぷちを巡視路が通っているので、ちょっとひやっとしました。
 山の中の道を進み、両側にシダが生えた道を上がると鉄塔境港線No.52がありました。鉄塔からは境水道やその向こうの境港の市街地が望まれます。地理院の点の記には小径があるとなっており、鉄塔の奥の尾根に道が続いているだろうと探してみますが、背丈ほどのシダが藪となって踏み跡のようなものは見えません。巡視路の先から回り込めないかと、巡視路を進んでみますが、急な斜面が続き、また巡視路はどんどん下がるので、シダの藪を行くしかないと思いました。
 シダの藪へもどってから、しばらく考えこんで、シダの藪をナタで短く刈り払うことにしました。林内に入るまで距離にして5mくらいの藪ですが、30分ほどかかって何とか通れるほどの道ができました。林内に入っても、背丈は少し短いですが、シダの藪は少しだけ続きました。
 頂上までは、踏み跡らしきものがあったりなかったりとはっきりしません。3ヶ所ほどシダの多い場所があり、そのまま進んだり、少ない場所を回り込んだりして、急な尾根を上ります。邪魔になる下木は多くはないですが、ナタで枝を切りながら、また下山のためにテープを頻繁に結びながら上がると結構時間がかかりました。
 白髪山の山頂(293.7m)は下木や下草も少ないので三角点はすぐにわかりました。

美保関町森山から見た白髪山。 11:08 美保関町森山
鉄塔巡視路入口、右へ入る。
11:10
右の道を行く。

11:12
斜面を上がる。
11:13
右に鉄塔No.51が見えてきた。
11:14
鉄塔から見た白髪山、鉄塔No.52が見える。

11:16
引き返し、鉄塔No.52へ向かう。
11:17
畑を過ぎ、山へ入る。
11:19
巡視路の片側が崩れ崖になっている。

11:22
分岐を右へ行く。
11:26
巡視路を進む。
11:32
鉄塔No.52に到着。

境港の市街地が見える。 11:39
鉄塔の奥はシダの藪になっている。
11:39
巡視路の先へ行ってみる。

12:34
シダの藪を切り開いた。
12:39
林に入ってもシダが続く。
12:45
何ヶ所かシダが生えている。

12:52
ほとんど踏み跡らしきものはない。
13:22
下木は多くないが枝を切りながら上がる。
13:28
白髪山頂上

三等三角点(白髪山 293.72m)



松江の三角点