四等三角点(腕山うでやま 110.45m)



 2016年5月17日
 四等三角点(腕山 110.45m)は、美保関町の腕山の頂上にあります。五本松公園や仏谷寺からの遊歩道を入った鞍部に分岐があり、馬着山へは、正面の斜面を上がっていきます。
 しばらく急な登りが続きますが、道路脇にベンチが置いてある場所があり、木々の間から日本海が少し見えましたが、昔はもっと見えていたのかもしれません。
 遊歩道が急カーブすると、その先にベンチがあり、目の前に日本海が広がっていました。ベンチから少し進んだところに、馬着山山頂(210m)の標識がありました。山頂付近は細長い平坦な尾根になっているので、どこが山頂なのか見逃してしまいそうです。
 山頂から引き返し、先ほどのカーブのところに「山火事注意」の標識が掲げられています。わかりにくいですが、ここから山へ入ると、腕山へのルートがあります。低木の枝が伸びていたりして踏み跡がわかりにくい場所もありますが、テープが巻いてあるので、緩やかな尾根を下っていきます。
 標高150mくらいから急な斜面を下りるようになり、このころからテープがあまりはっきりしなくなります。林内は下草も下木もないので、木々の間を縫うように歩けます。尾根筋からは若干ずれた鞍部へ下りましたが、ちょうど才浦地区や海岸への道の分岐となる場所で、正面が腕山になるようです。
 前方右の方へ細い踏み跡が続いており、これは釣り人が海岸へ向かう道のようです。左の才浦方面を覗いてみると、ネット情報にあったように背丈ほどの石積みの井戸の跡のようなものがありました。先ほどの場所に引き返しテープを探しても見つからないので、とにかく上を目指して上がることにしました。急な斜面を木に掴まりながら上がると、テープがあったので間違っていないと安心しました。頂上らしき場所に上がるとすぐに三角点がありました。
 頂上から同じルートを下り、先ほどの分岐から井戸跡を過ぎて才浦方面へ向かうと、もう一つ井戸跡がありました。この井戸は背が低く、中にはゴミが捨てられていました。山道はしっかりとした踏み跡があり、釣り人が利用しているのだろうと思われます。谷を下りて山を巻くようにして下がると、才浦港の近くの舗装道路に出てきました。

12:15
鞍部に才浦地区、仏谷寺への分岐がある。
12:16
近くに小さな社があった。
12:17
階段を上がる。

12:21
さらに階段を上がる。
12:24
平坦な道になった。
12:29
道路脇にベンチがあった。

ベンチから木々の間にわずかに海が見える。 12:32
頂上手前からの展望。
12:33
馬着山山頂(210m)。

12:34
木々の間から五本松公園が見える。
12:53
頂上手前から腕山に向かう。
12:56
テープと踏み跡を見て進む。

13:01
しっかりした踏み跡があるところもある。
13:07
下草や下木がなく歩きやすい。
13:09
この先急斜面を下りる。

13:45
鞍部に下りた。
13:47
才浦地区(左)、海岸(右前)、腕山(左前)の分岐。
13:48
才浦方面に井戸の跡のようなものがある。

13:50
腕山に向かって斜面を上がる。
13:53
上部に向かって進む。
13:56
木陰に三角点があった。

四等三角点(腕山 110.45m)



松江の三角点