ハチクワンガ岩(蜂不食岩)〜勘助の道




 坂本町上組の集落入口にある小さな橋から谷へ向かって第2島根原子力幹線の鉄塔巡視路があります。山の入口にイノシシよけのフェンスがあり、動かすことができると記載がありますが、動かし方がわからず、川側のフェンスの端からなんとか入ることができました。草刈りされた道を進むと、小さな流れに突き当たり、道がなくなってしまいます。巡視路はその手前から橋を渡って右へと続いていました。
 笹のトンネルを抜け、小さな橋で谷を渡って急斜面を登ると、鉄塔No.26に到着します。鉄塔の先からまた山へ入りますが、林内の急斜面には踏み跡などは見えませんが、上に向かって登っていきます。小ピークへ上がって、しばらく行くと大きな岩があり、これがハチクワンガ岩かと思いましたが、大きさや形から、違うようです。左斜面などにも大きな岩がありますが、これらでもなさそうです。さらに尾根道を進むと、目の前に大きな岩があり、ガイドブックの写真とも似ているので、間違いなさそうです。付近の斜面にも大きな岩が見えますが、急斜面のため、近づくことが難しそうです。
 ハチクワンガ岩から、さらに尾根を上がって行くと、福原町からの登山道と出会うはずなので、その様子を確認しようと思いました。最近は歩く人もいないので、少し荒れていますが、斜面や尾根の道は、しっかりと踏み跡が残っていました。福原からの登山道と出会い、その先は斜面の道となって続いています。福原からの登山道は、現在は通行不能となって、数十年が経過し、道には倒木も多く歩きにくくなっています。斜面の道を暫く行くと、斜面が崩れ、道は崩落してなくなっていました。なんとか進もうと思いましたが、先は藪になっているようにも見えるので、斜面の道はここまでとしました。
 少し手前に右の尾根に向かう踏み跡があるようなので向かってみました。小ピークへ登ったところで、小低木の中に踏み跡が見えなくなりますが、尾根の向く方へ進むと、また道が見えてきました。最後の急斜面を上がると、勘助の道の福原分岐のところに出てきました。

坂本町 
小さな川沿いに入る。

イノシシ避けのフェンス

巡視路標識


突き当たり手前から右へ入る。

笹のトンネル


小さな橋を渡る。

右下に堰堤の池がある。


標識から右へ登っていく。


急斜面を登る。


鉄塔No.26へ到着

わずかに宍道湖や市街地が見える。

鉄塔の先の山へ向かう。


急斜面に道はないが上に向かう。

尾根に上がる。

急な尾根道を登る。


小ピークへ到着

尾根道に大きな岩がある。

尾根道を進む。


左斜面にも大岩がある。

ハチクワンガ岩


尾根道を進む。

斜面の道となる。

尾根の道となる。


福原からの登山道と出会う。

斜面の道を行く。


道は荒れている。

斜面が崩れ、道は崩落している。

少し手前から、尾根に向かう。



急傾斜を登る。

この先、斜面の道が不明になる。


尾根道を登る。

小ピークへ上がる。



勘助の道の福原分岐に出会う。

登ってきた尾根を振り返る。



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑