洞泉寺は、西持田町の県道松江島根線の近くの日吉集落にあります。境内に日吉堂・丸山地蔵菩薩・延命地蔵・疣地蔵があります。
「この寺は西持田町字寺中にあり、曹洞宗清光院の末寺である。本尊は延命地蔵菩薩で、慶安2年(1649)、松江市外中原町清光院3世高岩栄甫大和尚の開山である。」 「日吉堂 洞泉寺境内に所在し、島根札22番である。本尊の聖観音菩薩は、もと日吉にあったが、明治6年(1873)に洞泉寺に移されw、毎時40年代に現在の観音堂に丸山地蔵菩薩と共に安置された。」 「丸山地蔵菩薩 もと和田国石谷の奥、通称丸山谷にあった、丸山社の御本体”丸山地蔵”は、白鹿城の松田左近将監の部下であった丸山権左衛門(権太佐衛門とも伝えられている)の霊を祭ったものと伝えられている。明治初年の神仏分離の時、・・・谷底へ投げ捨てられていたのを、天山和尚が洞泉寺へ迎えて祭り、明治40年代に日吉堂に安置された。」(ふるさと持田の彩)