五角の塔ごかくのとう



 福原町の石浦堤の土手に大きなクロキの木があり、その根元に五角の塔があります。五角の塔とは刻まれた神名から社日碑のようです。

 「石浦堤築造の際(約150年前)、堤の土手中央南向きに、農家の安全と稲作の豊穣を祈願して建立されたものと思われる。塔の中央に天照大神両側に大己貴命。少彦名神、後に稲倉魂命、埴安姫命の名が刻まれている。古来よりこの塔を社日さんと呼び、崇敬したようである。」(ふるさと持田の彩)


土手の上のクロキの大木




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