ハチクワンガ岩(蜂不食岩)



 坂本町別所の集落の入口から小さな谷に鉄塔巡視路があります。巡視路を鉄塔まで上がり、更にその奥の樹林の中へ進み、急斜面から尾根を登っていきます。鉄塔から20分ほど登ると、尾根道に大きな岩があり、そこから20分ほど登るとさらに大きな岩、ハチクワンガ岩があります。

 「澄水山南陵の福原との山林境界線上の坂本側に大岩がある。古老伝では、神話にいう大穴持命が兄弟神の責にあい蜂室に閉せられた。神威により蜂が刺さなかったとの故事に基きこの名があるという。思うに藩政時代に、藩の御立山(藩有林)であったからこのような伝説が造られた疑いがある。」(ふるさと持田の彩)


民家の間から谷を入る。 鉄塔へ上がり、その奥へ向かう。 尾根を登っていく。

尾根に大きな岩が見えてくる。 ハチクワンガ岩



松江の山を歩く