澄水寺跡ちょうすいじあと



 坂本町から勘助の道を澄水山へ向かって登ると、標高400mの手前の平坦な場所にあり、案内標識から竹林の中に入ると、手水鉢や建物跡が残っています。

 「島根半島、北山山系の澄水山(標高507.3メートル)山頂付近にあった澄水寺は鎌倉時代に建立され、寺の起源はさらに平安時代にまでさかのぼるのではないかといわれている。・・・寺跡は澄水山頂から150メートルの南側斜面に位置し、付近一帯に千平方メートル基壇面をはじめ、大小の基壇が点在している。本堂跡は約9メートル四方で柱の礎石が当時のまま残っている。また、元治元年(1864)11月吉日奉献の手洗鉢に、一道明尼と記して現存している。」(ふるさと持田の彩)


澄水寺跡入口 手水鉢 建物跡




松江の山を歩く