往生院跡 |
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福原町の虫野神社の前を左へ曲がり西の谷へ入ると、道が分岐しますが右へ曲がり少し上がると、左の山へと向かって踏み跡があります。この道は澄水山への登山道ですが、今は上部のほうが通行できない状態状態のようです。山の斜面には、深くえぐられたU字形の道が上がり、ところどころ倒木があります。データベースの座標近くまで登ると、左の斜面には小さく刻まれた平坦な面が数段にあります。右の尾根に向かっては急斜面のため登ることはできないので、しばらく上ったところの平坦な場所から、右の尾根へ上がり、尾根を下がって行くと先端の方に、四角く囲った石組みや五輪塔などの破片などがありました。 「往生院遺跡 虫野神社の北奥に流下する福原川の西側丘陵上に所在します。・・・南端部尾根上には一辺約2mの方形を成す石積基壇が十基以上あり、五輪塔や宝篋印塔も見られます。」(里の息吹)「この山林一帯を地元では『往生院』と呼び、澄水寺開基の往生された庵があったと云う。」(松江考古第8号) |
福原町 虫野神社前を左へ |
西隣りの谷へ向かう。 |
分岐を右へ |
左へ踏み跡がある。 |
U字形の道が上がる。 |
左斜面の緩やかな平坦面 |
大きな岩を過ぎると平坦な場所に上がる。 |
平場から右の尾根に上がる。 |
尾根を下がったところの四角形の石積み |
五輪塔の破片 |