歴史の道 松江美保関往還(美保関町福浦〜東長浜)




2019年月6日(月) 松江美保関往還(美保関町福浦〜東長浜)
 今日は、松江美保関往還の福浦から杢井越の間が残っているので、できるだけ歩いてみようと思います。 福浦から宮ノ谷までは、県道を進みます。資料には「『天王さん』の前を通って宮ノ谷に入る」とありますが、「天王さん」が何を指しているのかわからず、地元の人に聞いてみると、はっきりしませんが、入口の山を「天王さん」と呼んでいたという話もありました。県道から少し集落にはいると、民家の間を東へ伸びる路地があり、これが往還のようです。民家の間を抜け、空き地を横切って、「なべや別館」のある道路法面の崖上を中学校跡地の前まで続いていたようですが、今は通れそうにありません。

 中学校跡地の広場を東へ進むと、突き当りから斜面を北へ向かう踏み跡が上がっています。あまり藪になっていないので今でも使われているようです。径はどんどん上がっていき、畑のような場所に出ますが、資料とは少し上がりすぎているようです。少し引き返して、東へ入れる径を探し、踏み跡らしきものをたどってみました。畑の跡に植林したような林を過ぎると、径らしき感じもありますが、やがて藪となって、進めなくなってしまい、このルートは諦めました。

 県道へ戻り、玉井斎場の前を通って、男鹿おししの集落へ向かいますが、男鹿の集落の前は直線道路が新設されたため、西側からは集落へ入れなくなり、東側から入るようになりました。集落の入口には、歳徳神などが祀られていますが、資料によると「歳徳神、荒神、恵比寿神、妻の神、天神」の5神が祀られているということですが、どれがどうなのかわかりません。

 県道雲津線を集落へ少し入り、山へ入る径を探し、荒れ地にあった踏み跡を入ってみますが、その先の急斜面の竹林に径のようなものは見えません。竹林のすぐ上が県道雲津線なので、急斜面を竹につかまりながら上がりました。上がった場所の向かいの道路斜面に、踏み跡が上がっていて、少し荒れていますが、すぐに尾根筋へ上がり、栗畑になっていました。栗畑を抜けると、県道雲津線に出会い、県道を上がると「男鹿古墳」の案内標識があり、その先の右手の墓地から下がっていくと、法面擁壁の階段があり、西長浜集落へ下りてきました。集落の県道脇に「泰雲院殿」(お芋さん)の石碑と五輪塔がありました。

 県道を東長浜へ進み、集落の奥へ入ると墓地がありました。墓地の右奥から山へ向かって径が上がっています。男鹿から雲津へ向かう車道ができるまでの、長浜越の旧道になります。径にはコンクリート板が敷いてあり、また所々に手すりのようなものも残っていました。径は峠まで、つづら折れに上がっています。木々の枝が伸びて、荒れ放題になっていて、道路の名残がなければ、径をたどるのを諦めていたかもしれません。
 往還は県道雲津線に出会う手前から、更に斜面をトラバースして尾根へ向かって上がっていき、畑の跡のような平場へ着きました。ここから東へ向かって径を探しますが、やがて藪となって、踏み跡らしきものもなくなってしまいました。ここから杢井越まで、あと500mほどですが、このルートは諦め、松江美保関往還の踏査はここまでとしました。  

美保関町福浦
法田への旧道入口
福浦集落から県道へ出る。

美保関町福浦
小学校跡地
宮ノ谷
宮ノ谷入口
集落へ入り右へ路地がある。

美保関町福浦宮ノ谷
路地が伸びている。
車の左横が路地の続きと思われる。往還は法面上を通っていた。

美保関町福浦
中学校跡地
広場奥の右から藪へ進む。藪の先に斜面を上る径がある。

美保関町福浦
最近も使われているような径がある。

美保関町福浦
 
上部は畑だが、東へ向かう道がない。

美保関町福浦
少し引き返し、東へ入ってみる。
畑跡の植林内を東へ進む。径らしきものがある。

美保関町福浦
 
藪となってしまい、踏み跡も見えず断念。この斜面の上に径があったようだ。

美保関町福浦
玉井斎場の前の県道を進む。
男鹿おしし
道路改良で西からは集落へ入れない。
東側入口
歳徳神・荒神・恵比寿神などがあるという。

美保関町福浦男鹿
県道雲津線を集落へ入る。
集落奥の荒れ地の踏み跡を東へ入る。径は見えないが、急斜面の竹林を上がる。

美保関町福浦男鹿
県道雲津線に出会う。
県道反対側の斜面に踏み跡がある。荒れた斜面の径を上がる。

美保関町福浦西長浜
栗畑に上がった。
県道雲津線へ下りる。県道を少し上がると男鹿古墳の標識がある。

美保関町福浦男鹿
男鹿古墳の先から右の墓地へ向かって下る。
柑橘類の先から法面擁壁を西長浜へ下る。美保関町西長浜

美保関町西長浜
県道沿いに泰雲院殿の石碑と五輪塔がある。
美保関町東長浜県道から集落へ入る。

美保関町東長浜
集落の奥に墓地がある。
墓地の右奥から山へ上がる径がある。

美保関町東長浜
コンクリート板が敷いてある。
径の脇に古いロープが張ってある。昔の道路の痕跡がある。

美保関町東長浜
上部に上がるほど荒れてくる。
コンクリート製の階段がある。倒木がある。

美保関町東長浜
 
径の先が明るくなった。県道雲津線に出会う。

美保関町東長浜
県道の手前で右手斜面を上る。
お地蔵様があった。斜面をトラバースして上がっていく。

美保関町東長浜
 
尾根に上がり、右へ行く。踏み跡か獣道か?

美保関町東長浜
藪になって踏み跡も不明で断念する。


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